竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

竜宮音秘(大和富士)ブログ|BLOG

肉体という衣について

  • 2010年12月13日 20:38
  • Posted by Yamatofuji

私達は、肉体という衣を纏って、この世を生きています。
そして、この肉体というものがある事が、多くの人にとって、悩みや苦しみの種となっているかも知れません。

病気や怪我をしたり、肉体を維持していく為には住む家を始め、毎日の食料や水が必要であり、その為にお金が必要となり、働かねばならず、肉体上の様々なコンプレックスを抱いたり・・・という具合に、肉体あるが故に様々な悩み・苦しみを感じておられる人達も多いかと思われます。

確かに、肉体という衣は、とても重苦しく感じられる面もあるかと思いますが、我が魂にとっては、肉体という乗り物が必要なのです。
本源の我、真我とも言うべき我が魂は、肉体という乗り物を使って遊びながら、魂の進化と呼ばれる、心の純化、意識の福化の旅をしている訳なのです。

そして、魂にとって、肉体という衣は、言ってみれば、潜水服や、宇宙服のようなものだと言えるかも知れません。

もし、私達が、深い海底にある深海の世界を覗いてみたい、体験してみたい、と望んだとします。
そして、深海の世界に行って体験する為には、潜水服が必要になります。
潜水服は、重苦しくて、自由に身動きも出来ず、呼吸をするのも一苦労かも知れません。
しかし、その潜水服のおかげで、普通には見る事が出来ない深海魚を見る事が出来たり、深海の神秘的な世界を体験する事が出来る訳なのです。

同じように、もし私達が、月や、あるいは、他の惑星に宇宙旅行をしたいと望むならば、宇宙服が必要になります。
宇宙服も、重苦しくて、自由に身動きが出来ず、呼吸をするのも一苦労かも知れません。
しかし、その宇宙服のおかげで、普通には体験出来ない、宇宙飛行や、月に降り立って月の上を歩いたりという体験が出来る訳なのです。

潜水服に身を包まなければ体験出来ない世界があり、宇宙服に身を包まなければ体験出来ない世界というものがあるのです。
同様に、今の自分の肉体の衣という「遊び着・遊び服」に身を包まなければ体験出来ない世界というものがあり、それを体験する為に、我が魂は、この時空にやって来たのです。
この世界を体験したかったので、神の分霊(わけみたま)であり、我が人生の創造主でもある我が魂は、自分の肉体の衣を創造したのです。

そして、自分の肉体の姿・形や健康状態のようなものまで、細部に亘る全てが、魂の望んだとおりに創られています。
心の純化・意識の福化の旅をして魂を進化させ、光輝く魂になる為に、最適な形で、自分自身の肉体は創造されています。

ですから、肉体という衣が重苦しく感じられたとしても、潜水服や宇宙服のような、魂にとっての「遊び着・遊び服」であり、しかも、自分自身にとって一番ピッタリな最適の「遊び着・遊び服」を着ているのだという事を想い出す事が大切だと思います。

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