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越中国一宮高瀬神社に参拝して来ました!

  • 2021年5月25日 10:46
  • Posted by Yamatofuji

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越中国一宮高瀬神社に参拝して来ました。

高瀬神社は、雄山神社、気多神社、射水神社と共に、越中国一宮とされており、富山県南砺市にあります。

近くに所用で行くことになったので、久しぶりにちょっと足を延ばして、高瀬神社に参拝することにしました。
前回の参拝は、2012年の梅雨の頃だったと記憶しており、ちょうど9年ぶり位になります。


越中国一宮高瀬神社の御祭神は、大国主命(大己貴命)であり、天活玉命と五十猛命が配祀されています。
大国主命(大己貴命)は出雲大社の御祭神であり、七福神の大黒様としても祀られています。


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高瀬神社の手水舎は、伊勢神宮から御下付され、外宮から移築されたものだそうです。


また、御祭神の大国主命(大国様)が『古事記』の神話「因幡の白うさぎ」の場面に登場することに因んで、「なでうさぎ」が飾られています。

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前回9年前に高瀬神社に参拝した時は、6月下旬頃のことで、ちょうど梅雨のシーズンでしたが、今年は全国的に梅雨入りがかなり早いようです。

長く雨が続く梅雨の季節は、一面においては鬱陶しくも感じられますが、新緑が終わってから夏本番を迎えるまでの間の、大切な時期であるとも考えられます。

降りしきる雨と共に、自分の内面に向かって心を内省するには良い時節のような感じがします。

梅雨は「梅の雨」と書きますが、梅雨の時節にはちょうど梅の実が実り、梅の実を収穫して、梅干しや梅酒を作る季節でもあります。

私は、梅というものの大切さに去年深く気付くことが出来、例年以上にたくさん我が家の梅の実を収穫して、梅干しと共にたくさんの梅酒を仕込みました。


梅の実や梅の花は、かつて古名で「このはな」とも呼ばれていたそうです。
「このはな」と聞くと「コノハナノサクヤヒメ」が連想されます。
神国日本の象徴である霊峰富士の守り神が「コノハナノサクヤヒメ」であり、富士山本宮浅間大社で祀られています。

そして、「このはな」は私たち個人一人ひとりの個性の輝きとも言える「個の花」にも通じるものがあります。

「梅」(ウメ)には「埋め」(ウメ)ていたものを開くという意味があり、「埋め」(ウメ)ていたものとは、本体(御魂)のことを指します。

梅の実が収穫される梅雨の季節は、「埋め」ていた本体(御魂)を開く時でもあります。


私たち日本人にとって、梅というものは、とてもご縁が深く大切なもののようです。

健康の為に毎日梅干を1個ずつ食べるとか、あるいはお酒が好きな人であれば、夕食の時に食前酒として毎日梅酒を少しずつ飲むというような習慣は、私たち日本人にとって、とても大切な良い習慣のように感じられます。


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雲龍山勝興寺(重要文化財・富山県高岡市)に参拝して来ました!

  • 2021年5月14日 15:17
  • Posted by Yamatofuji

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雲龍山勝興寺に参拝して来ました。

雲龍山勝興寺は富山県高岡市に鎮座しており、重要文化財に指定されています。

前回のブログ越中国一宮気多神社に参拝して来ました!で、越中国一宮気多神社に参拝したことを書きましたが、雲龍山勝興寺も越中国一宮気多神社と同じように、かつて古代において越中国国府があった場所とされており、気多神社からも程近く、車で数分の所に位置しています。

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勝興寺は、平成10年(1998年)より、国の補助を受けて大規模な「平成の大修理」が行われていましたが、ちょうど今年令和3年(2021年)3月に完工し、4月9日に完成イベントが行われ、4月11日に竣工式が行われたばかりの時であり、新緑のさわやかな気候の中で、良いタイミングで参拝することが出来ました。
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勝興寺は、浄土真宗本願寺派の寺院であり、御本尊は阿弥陀如来になります。


勝興寺の境内地は、奈良時代の越中の国府の所在地であり、越中国守として大伴家持が5年間(746〜751年)この地に赴任し、越中の自然と風土を和歌に詠んでいます。

大伴家持は『万葉集』の代表的歌人であると共に編者ともされており、越中国一宮気多神社には、摂社として大伴神社があり、大伴家持が御祭神として祀られています。

越中国一宮気多神社と同様、雲龍山勝興寺にも、かつて古の時代に越中の国の国府が置かれていた古き良き時代の香りのようなものが感じられ、新緑の頃の汗ばむような快晴の陽気と相まって、爽やかなひと時を楽しむことが出来ました。

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