竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

竜宮音秘(大和富士)ブログ|BLOG

考えることも大切だけど、時には、考えないことはもっと大切

  • 2015年9月25日 21:19
  • Posted by Yamatofuji

relax-726992_1280.jpg
 私たちが人生を生きていく上で、考えるということはとても大切なことですが、時によっては、考えないことは、もっと大切なこともあります。

 生きるとは何か、人生とは、人生いかに生くべきか、生とは、死とは、幸福とは、不幸とは、運命とは、宿命とは、人生は決まっているのか、自分の使命は何か・・・・・。
 あれをどうしようか、これをどうしようか、どっちの道を選べば良いのか、ああでもない、こうでもない・・・・・。

 生きている限り、様々な思いが頭をよぎりますので、考えるということは大切なことであり、考えるべき時には、じっくりと考えるのが良いのだと思います。

 しかし、何も考えたくない時や、何も考えられない時には、考えることを止めて、ただ時が過ぎ行くのを待つことも大切だと思います。

 特に、毎日生きていくということ自体がしんどく感じられるような時には、考えるということをなるべく止めて、時が過ぎ行くのを、ただ耐え忍ぶということも大切なことであり、ある種のサバイバルテクニックのようなものかも知れません。

 変な例えになりますが、もし、田舎道を歩いていた時に、台風や竜巻が突然やって来て、吹き飛ばされそうになったとします。
その時、近くに身を隠す建物などが無いとしたら、近くに有る電柱か大木にしがみついて、台風や竜巻が通り過ぎて行くのを必死に待つしかありません。

 そのような絶体絶命の時には、電柱か大木にしがみついている自分のことを、不幸だとか不運だとか考えて悩んでいる余裕も無ければ、どうすれば良いかなど考えているゆとりも無い筈です。

 ただ、何も考えずに、台風や竜巻が通り過ぎて行くのを待つだけです。
 ただ、何も考えずに、時が通り過ぎて行くのを待つだけです。

 もし、どうしても、毎日生きていくということ自体がつらく苦しく感じられ、何も考えられない時は、考えることを止めて、ただひたすら、時が過ぎ行くのを待つことも大切だと思います。

 ある種のサバイバルテクニックのようなものかも知れません。
 そして、考える余裕が出来てきた時、考えたくなった時には、また好きなだけ考えれば良いと思います。

 ちょっと極端な話をしましたが、日常生活においても、考える時と考えない時のメリハリを付けることは、とても大切かも知れません。

 将棋の羽生善治名人は、大事な対局の前日などは、将棋とは関係の無い本を読んだりして、将棋のことは考えないように時間を過ごされているようなことを本で読んだ記憶があります。
 大事な対局で将棋に集中する為には、将棋のことを考えないオフタイムもとても大切なのかも知れません。

 現代は、インターネットやSNSの普及などによって、ネットに繋がってばかりいると、考えない時間を持つことすら難しくなってしまう面もあります。

 何も考えたくない時や、何も考えられないような時は、いっそ考えることを極力止めて、ただ時が過ぎ行くのを待つということも大切だと思います。
 生きていくこと自体に余裕が無い時には、特に大切かも知れません。

 考えるということはもちろん大切ですが、時には、考えないということは、もっと大切なことかも知れません。


このエントリーをはてなブックマークに追加

最近の記事|recent Entry

カテゴリー|Category

月別アーカイブ|Archives

リンク|Links

フィード|FEEDS