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この物理的大宇宙そのものが、バーチャルリアリティー(仮想現実)の世界

  • 2015年2月 1日 14:57
  • Posted by Yamatofuji

 1月25日に放送された、NHKのスペシャル番組「ネクストワールド」(5回シリーズ)の第4回「人生はどこまで楽しくなるのか」をご覧になった方も多いかも知れません。

 その中で、バーチャルリアリティー(仮想現実)というものが、これからの社会の主流になって行くということが取り上げられており、今年2015年頃から、その動きが本格化していくというようなことが述べられていました。

 インターネットやゲームの世界においては、3Dのバーチャルリアリティー(仮想現実)というものが、既に重要な役割を果たすようになってきているようです。

 番組の中では、ハーバード大学の研究チームが開発中の、匂いを伝達出来る電話機なども登場し、それを体験した人の、驚きの表情などが伝えられていました。

 科学技術・テクノロジーの目覚しい進歩により、何れ、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の五感全てを、バーチャルリアリティー(仮想現実)で体験出来るようになりますので、そうなった時には、現実と仮想現実(バーチャルリアリティー)の区別は、ほとんど付かなくなるとも言われています。

 実は、私たちが生きている、この物理的大宇宙そのものが、バーチャルリアリティー(仮想現実)の世界なのです。

 大宇宙は、大宇宙の実相(本質)の世界である絶対世界と、大宇宙の仮相(仮の姿)の世界である相対世界から成り立っています。
 私たちが生きている、この物理的大宇宙とは、相対世界に属していますので、あくまでも、大宇宙の仮相(仮の姿)の世界にしか過ぎず、大宇宙の実相(本質)の世界ではありません。

 大宇宙の実相(本質)の世界である絶対世界とは、時間も無ければ空間も無い、時空を超越した根源の世界であり、そこにはただ、「永遠(とわ)の中今」とでも呼ぶべき、「今」という名の「永遠(えいえん)の時」があるだけなのです。

 絶対世界に唯一実在しているのは、大宇宙の根本主体であり、大宇宙の根本創造主である、大宇宙意識という一つの「純粋意識」だけなのです。

 大宇宙の根本主体であり、大宇宙の根本創造主である大宇宙意識とは、唯一にして絶対、至高の存在であり、全知全能の「無限」の「想像力=創造力(そうぞうりょく)」を持った「純粋意識」なのです。
 物理的大宇宙の全ては、大宇宙意識が「想像=創造(そうぞう)」したものなのです。

 相対世界である物理的大宇宙とは、絶対世界において大宇宙意識が「想像(そうぞう)」したイメージを、映し出して体験する為の「鏡」の世界であり、言わば、「映(うつ)し世」として「創造(そうぞう)」されているバーチャルリアリティー(仮想現実)の世界なのです。

 物理的大宇宙(相対世界)とは、絶対世界に唯一実在する大宇宙意識の全知全能の光によって創られたバーチャルリアリティー(仮想現実)の世界であり、幻の世界なのです。

 物質というものを「想像=創造(そうぞう)」している源は、「意識」というものなのです。
 物理的大宇宙を「想像=創造(そうぞう)」している源は、大宇宙意識という「純粋意識」なのです。

 最先端の物理学では、このことがようやく理解出来るようにもなって来ているようです。
『大宇宙の中に「意識」があるのではなく、「意識」の中に大宇宙がある』ということが、ようやく理解出来るようにもなって来ているようです。

 物理的大宇宙とは、大宇宙の根本主体・根本創造主である大宇宙意識という「純粋意識」の中に存在している世界なのです。

 自分の人生の主体者・創造者は、大宇宙意識の分霊(わけみたま)であり、本源の我、真我である我が魂です。
 真我である魂とは、大宇宙の根本主体・根本創造主である大宇宙意識の分霊(わけみたま)として、大宇宙に二つとして同じものが無い、ある一つの支店(してん)を受け持って、ある一つの角度・視点(してん)から、この大宇宙を映し出して見ている「支店=視点(してん)」の中の一つなのです。

 自分が見ている大宇宙(現実世界)とは、自分の「意識」の中に存在している世界なのです。

 多くの人たちは、自分の外に、何か確固とした客観的な現実世界(大宇宙)というものがあると考えています。
 そうではなく、自分が見ている現実世界(大宇宙)とは、自分自身の「意識」が投影された内面の世界であり、心の内の景色であり、言わば、インナーワールドなのです。

 自分が見ている現実世界(大宇宙)とは、自分の脳が情報処理・画像処理した結果を、空間という360度立体のバーチャルなスクリーンに映し出して見ているだけなので、テレビや映画を見ているのと同じような状態であると言えます。

 自分の脳の中の心象風景とでも言うべきものを、空間という360度立体のバーチャルなスクリーンに映し出して見ているだけなので、自分が見ている現実世界(大宇宙)とは、言わば、自分の脳が創り出したバーチャルリアリティー(仮想現実)の世界なのです。

 物質を「想像=創造(そうぞう)」している源は、「意識」というものなのです。
「意識」によって「想像=創造(そうぞう)」されたバーチャルリアリティー(仮想現実)が、物質という幻なのです。

 この物理的大宇宙そのものが、大宇宙意識によって「想像=創造(そうぞう)」されたバーチャルリアリティー(仮想現実)の世界であり、大宇宙意識の全知全能の光が、様々な紋様となって織り成されているだけなのです。

 私たち一人ひとりは、大宇宙意識の分霊(わけみたま)として、この大宇宙に二つとして同じものが無い、ある一つの「支店=視点(してん)」を受け持って、このバーチャルリアリティー(仮想現実)の世界を体験して味わっている存在なのです。

 自分が見ている現実世界(大宇宙)とは、自分自身の「意識」の中に存在している世界であり、言わば、自分の脳が創り出したバーチャルリアリティー(仮想現実)の世界なのです。

 私たち人類の意識の進化と、科学技術・テクノロジーの進化とは、深く密接に関わっています。
 この21世紀において、私たち人類の意識は飛躍的進化を遂げ、さなぎから蝶へと生まれ変わり、新たな地球が誕生することになります。
 有史以来数千年の人類の古い世界観そのものが、新たな世界観へと入れ替わる時を迎えます。

 天動説が地動説に変わるような、コペルニクス的大転回を、私たち人類は、これから経験することになるのです。

『大宇宙の中に「意識」があるのではなく、「意識」の中に大宇宙がある』ということを理解出来るようになります。
 自分の外に、何か確固とした客観的な現実世界(大宇宙)というものがある訳ではなく、現実世界(大宇宙)とは、自分の「意識」が投影された自分の内面の世界であり、言わば、インナーワールドであることを理解出来るようになります。
 この物理的大宇宙そのものが、バーチャルリアリティー(仮想現実)の世界であり、自分が見ている現実世界(大宇宙)もまた、バーチャルリアリティー(仮想現実)の世界であることが、理解出来るようになるのです。

 科学技術・テクノロジーが飛躍的に進化して、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の五感全てをバーチャルリアリティー(仮想現実)で体験出来るようになり、現実と仮想現実(バーチャルリアリティー)の区別が付かない程になると、この物理的大宇宙そのものが、バーチャルリアリティー(仮想現実)の世界であることは、ごく自然に受け入れられていくかも知れません。

 私たち人類の意識の進化と、科学技術・テクノロジーの進化とは、深く密接に関わっていますので、人類の意識の進化を促すような科学技術・テクノロジーが、必ず現れてくることになります。

 実は、この物理的大宇宙そのものが、バーチャルリアリティー(仮想現実)の世界であり、幻の世界であることは、何千年も前から、一部の人たちには分かっていたのだと思います。

 サンスクリット語に、「マーヤ(幻・幻影)」という言葉があり、この世界自体を「マーヤ(幻・幻影)」という言葉で表現していたようです。
 また、サンスクリット語には、「リーラ(全ては神の戯れ)」という言葉もあるようです。

 実は、この世界自体が「マーヤ(幻・幻影)」であるということも、「全ては神の戯れ」(リーラ)であるということも、本質において同じことなのです。

 この大宇宙に本当に実在しているのは、大宇宙の根本主体であり、大宇宙の根本創造主である大宇宙意識だけなのです。
 物理的大宇宙の全ては、大宇宙意識が「想像=創造(そうぞう)」したバーチャルリアリティー(仮想現実)の世界であり、大宇宙意識の全知全能の光が織り成す幻の世界であり、「全ては大宇宙意識の戯れ(リーラ)」と呼べるものなのです。

 これらのことは、書籍「根本創造主(大宇宙意識)という唯一の実在」の中に、はっきりと詳しく書いておきましたので、書籍「根本創造主(大宇宙意識)という唯一の実在」をお読みいただくことを、強くお勧め致します。


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