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日本三霊山、立山について

  • 2013年10月15日 21:28
  • Posted by Yamatofuji

 日本三霊山の一つ、富山県にある立山で、一昨日の10月13日、初冠雪が記録されました。

 立山は、十数メートルから二十メートル位の雪が降り積もる、世界有数の豪雪地帯であり、日本には無いとされていた氷河が、近年になって確認された事でも知られています。

 以前、「日本三霊山(富士山、立山、白山)」の中にも書きましたが、立山は男性性を象徴し、白山は女性性を象徴し、富士山は、二元性(男性性と女性性)が統合された姿を象徴しています。

 日本三霊山で、男性性、女性性、二元性(男性性と女性性)が統合された姿を、象徴しています。

 男性性を象徴している立山が、世界有数の豪雪地帯にあり、日本には無いとされていた氷河を有している事は、立山が持つ働きと無縁ではありません。

 標高四千メートル以上の場所にしか、通常は無いとされている氷河が、標高三千メートル位の立山に存在しており、立山が世界有数の豪雪地帯であるという事は、それだけ峻厳な、厳しい環境の中にそびえ立っている霊山であるという事であり、立山が持つ、男性的な働きを象徴しています。

 立山という名前そのものが、男性的な名前であり、立山の雄山山頂にある峰本社の御祭神も、伊邪那岐命(イサナギノミコト)と天手力雄命(アメノタジカラオノミコト)という、古事記の中で勇敢な働きをされる男性神です。

 そして、立山をお守りされている雄山神社の名前にも、男性を表す「雄」という文字が付けられています。

 立山の山容も、男性的な姿をしており、白山の女性的ななだらかな山容とは、対象的です。
 そして、富士山は、二元性(男性性と女性性)が統合された、雄大で美しい雄姿をしています。

 日本三霊山の一つ、立山は、峻厳な厳しい環境の中でも、「雄々しくそびえ立つ」男性的な働きを象徴して、雄大にそびえ立っています。

 三千メートル級の山を海岸から直接見られる光景というのは珍しいらしく、氷見から望む海越しの立山連峰を、世界遺産に登録しようという動きも始まっているようです。

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