竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

竜宮音秘(大和富士)ブログ|BLOG

霊能力、霊能者、霊的世界について一言

  • 2012年12月 1日 16:22
  • Posted by Yamatofuji

世の中には、霊能力があると言われる人、いわゆる霊能者と呼ばれる人達がいます。
そして、霊能力があると思っている霊能者の中には、自分に霊能力があるという事が、何か偉い事であったり、特別な事であるかのように、勘違いしている人達も多いかと思います。
そして、自分が霊的に見えたり聞こえたり感じられた事が、あたかも真実そのものであるかのように、勘違いしている傾向も見受けられます。

また、霊能力というものに憧れている人達は、世のいわゆる霊能者と呼ばれる人達の事を特別視し、霊能者の言う事を、安易に信じ込んだりする傾向があります。
しかし、いわゆる霊能者と呼ばれる人達の言う事を、盲信したりしないように注意する必要があるかと思います。

世の中には、いわゆる霊能者と呼ばれる人達がいますが、その中には、ごく稀にですが、驚くべき霊能力を持った人も、確かに存在します。
宗教の教祖を務める役割を担った人などの中には、ごく稀ですが、驚くべき霊能力が備わった人も、確かに存在します。

しかし、だからと言って、その霊能者が言う事を、100%盲目的に信じ込んだりしないように注意する必要があるかと思います。

どんなに優れた霊能力の持ち主であったとしても、その人に見えたり聞こえたり感じられたりする事の全てが、100%正しいという事は、まず無いと思います。
ましてや、世にいわゆる霊能者と呼ばれている人達の言う事など、とても真に受けられないような事がほとんどではないかと思います。

何かが見えたり聞こえたり感じられたりという、いわゆる霊能力があるという事が、別に偉い訳でも優れている訳でもありません。
何が見えているのか、聞こえているのか、感じられているのか、そして、それが本当にそうなのかどうか、という事が肝心なのであり、霊能者本人には、分からない筈です。

ですから、もし仮に、自分に何かが見えたり聞こえたり、感じられたりしたとしても、それが何か絶対的な真実であるかのように勘違いしないように気を付ける必要があります。
それが本当にそうなのかどうかは、自分では分からない筈です。
自分に、何かが霊的に見えたり、聞こえたり、感じられたりしたとしても、それらの事に、あまり囚われない事が大切です。

その事は、別に、偉い事でもなければ優れた事でもなく、それが本当にそうなのかどうかは、分かりません。
むしろ、ほとんどの場合は、幻想にしか過ぎないかも知れません。
もし仮に、自分に霊能力があったとしても、それが何か特別な事、優れた事だと勘違いしないようにするだけではなく、自分の霊能力が、何か絶対的に正しいものだと錯覚しないように注意する必要があります。

ましてや、他人である霊能者が言っている事など、とてもそのまま鵜呑みにする事は出来ません。
きちんと自分自身で審神(さにわ)して、盲信しない事が大切です。

また、霊的世界というものに囚われている人達も多く見受けられます。
目に見えない世界、霊的世界というものが、本質の世界であり、絶対的な世界であるかのように勘違いして、そのようなところを語って人々を導こうとする人達も見受けられます。

霊的世界と呼ばれている世界も、所詮は相対世界の中のある領域のものであり、周波数が違うだけであって、別に本質の世界でもなければ、絶対の世界でもありません。

この大宇宙の本質である絶対世界に唯一実在しているのは、唯一にして絶対、至高の存在であり、全知全能の存在である、大宇宙の根本創造主の純粋意識のみです。
私は、便宜上、大宇宙意識と呼んでいます。
それ以外のものは、全て相対世界のものであり、所詮は幻の世界の中の領域のものなのです。

私達人間は、確かに霊的な存在です。
私達人間の本質は霊魂であり、大宇宙の根本主体である大宇宙意識の分霊(わけみたま)です。
しかし、大宇宙意識の分霊である霊魂が、自分が「想像=創造(そうぞう)」した世界を体験し、味わう為に、肉体の衣を纏(まと)って、今、この世界に存在していますので、体験する事が全てです。

本源の我、真我である、我が魂が「想像=創造(そうぞう)」した世界をきちんと体験して味わう事が大切であり、今日一日をいかに生きるのか、さらには、今この瞬間をいかに生きるのかという事が、とても大切なのです。

真のリアリストとして、今、目の前の現実をしっかりと生きる事が大切なのです。
目に見えない世界、霊的世界というものに意識を向け過ぎる事は、囚われとなり、迷いとなります。

霊界からの通信のようなものをいくら読んでみたところで、あるいは、死後の世界を見て来たという人の話をいくら聞いてみたところで、それが本当にそうなのかどうかは、本当のところは、よく分からない筈です。
そのような本をいくら読んでみたところで、知識だけは一杯増えますが、自分でもよく分からない概念で頭が一杯になり、自分を見失ってしまう懸念もあります。

霊能力、霊的世界などに囚われている人は、これから最も進化が遅い類の人達かも知れません。
何故なら、自分が見える事、聞こえる事に、囚われているからです。
あるいは、他人である霊能者に見えている事、聞こえている事に、囚われているからです。
そして、自分でも本当のところはよく分からない概念に囚われているからです。

新しい地球というのは、霊的世界の向こうにあるのではありません。
霊的世界、霊能力などに囚われなくなった先に、新しい地球、新しい世界はあるのです。
現実レベルでの大変革の向こうに、新しい地球は誕生する事になります。

物質文明の次に来る新たな精神文明、花咲く都・黄金文明、宇宙時代の幕開け、「至福千年王国」は、最早、霊的世界などに囚われなくなった、ある一定数の日本人を中心にして花開く事になります。


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