竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

竜宮音秘(大和富士)ブログ|BLOG

熱海・湯前神社

  • 2010年9月24日 15:21
  • Posted by Yamatofuji

日本有数の温泉地である熱海の街中に、湯前神社という、湯の神様を祀る神社がひっそりと佇んでいます。
社前には、日本三大古泉の走り湯と並んで熱海温泉本来の源泉とされる大湯があります。
大湯は現在、大湯間欠泉として整備されています。

湯前神社には、通常のような形式の手水鉢がなく、鳥居を入るとすぐ右手に、岩から温泉が流れ出ており、その岩が手水鉢の代わりになっています。
実際には、お湯がかなり高温なので、手を洗うには熱すぎる感じですが、鳥居脇から、こんこんと湧き出る温泉を眺めていると、なかなかいい気持ちがします。

御祭神は、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)の子とされる、少彦名神(スクナヒコナノカミ)です。少彦名神は、日本各地でも、温泉の神様として祀られているようです。

本日、湯前神社の近くの温泉に入浴後、湯前神社に参拝して来ました。
湯前神社の境内からこんこんと湧き出る温泉を眺めていると、何となくうれしい感じがして、日本有数の温泉地であり、熱い海とも書く熱海という場所への愛着がより一層深まるような感じがしました。

熱海の温泉と言えば、将軍・徳川家康にも愛されたことで有名です。
元祖「温泉宅配便」とも言うべき「御汲湯(おくみゆ)」によって、徳川家康を始め歴代将軍の元へと、熱海の温泉が、江戸城へと運ばれました。
「熱海よいとこ日の丸たてて御本丸へとお湯が行く」という唄が唄われたそうです。

熱海は、霊峰富士から箱根・芦ノ湖、伊豆山、走り湯へと続く、大きなレイライン(龍脈)上にあるようで、他の場所にはないような、ある種特別な地場のエネルギーを秘めているような感じがします。

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