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時間の流れは、未来→現在→過去であることを理解することが大切

  • 2015年10月12日 18:52
  • Posted by Yamatofuji

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 昨日、『未来は100パーセント確定していることを知ることが大切』ということを書きましたが、何故、未来は100パーセント確定しているのかを知る上で、時間の流れは、未来からやって来るということを理解することが大切になります。

 時間というものそのものが究極的には存在していないので、時間というものも幻想にしか過ぎないのですが、敢えて、時間の流れというものを想定するとしたら、それは、多くの人たちが考える、過去→現在→未来という流れではなく、それとは逆の、未来→現在→過去という流れになります。

 多くの人たちは、時間というものが、過去→現在→未来へと流れていると思っているので、未来は決まっておらず、白紙の未来があるかのように考えてしまうのです。

 究極的には、時間というものそのものが存在していないので、本当は、時間は流れている訳ではなく、過去も未来も、今、同時に存在しているのです。

 時間は流れている訳ではないのですが、敢えて、時間の流れというものを想定した場合でも、それは、多くの人たちが考える、過去→現在→未来という流れではなく、それとは逆の、未来→現在→過去という流れになります。

 既に100パーセント確定している未来から時間がやって来て、未来に至る為のプロセスが、順番に創り出されているだけなのです。

 原因があって結果があると言うよりも、原因は結果によって選ばれていると言った方が、真実に近いのです。
 ある結果と呼ばれるものを得る為に、その原因となるものが創り出されているのであり、順番が逆なのです。

 私たちが生きている物理的大宇宙は、「時間と空間」という座標軸から成り立っている世界ですが、相対世界とも呼ばれる、大宇宙の仮相(仮の姿)の世界であり、実相(本質)の世界ではありません。

 大宇宙の実相(本質)の世界である絶対世界には、時間も無ければ空間も無く、そこは時空を超越した根源の世界なのです。

 大宇宙の実相(本質)の世界である絶対世界には、ただ、「永遠(とわ)の中今」とでも言うべき、「今」という名の「永遠(えいえん)の時」の中に、大宇宙の根本主体・根本創造主である大宇宙意識という「純粋意識」のみが実在しています。

 大宇宙の実相(本質)の世界である絶対世界においては、大宇宙の過去・現在・未来の全て、大宇宙の全てが元々存在しており、大宇宙は元々が完成された、完全な世界なのです。

 私たちは今、元々が完成された完全な世界である大宇宙を、ある「時間軸と空間軸」から体験しているにしか過ぎません。

 そして、時間が過去→現在→未来へと流れていると錯覚しているので、白紙の未来があるかのように感じているだけなのです。

 敢えて分かりやすく例えて言うならば、映画のDVDを借りてきて見ている時に、そのストーリーの先が分からないので、映画の結末が決まっていないかのように錯覚しているような状態だと言えるかも知れません。

 見ている本人には、次の場面や結末は分からないかも知れませんが、DVDを借りてきた時点で、見る前から、既に全ては決まっています。

 そして、最後のラストシーンに合わせて、ストーリーが創られている訳です。
 最後のラストシーンで感動してもらう為に、最初の場面からストーリーが次々と展開して、クライマックスを迎えることになります。

 映画のDVDを借りてきた時点で、その映画を製作した監督は、映画の全てを知っています。
 ただ、それをこれから見る人が、そのストーリーが分からないので、ハラハラドキドキしているだけなのです。

 ちょっとくだけた例えになりましたが、大宇宙においても同じです。

 この大宇宙に本当に実在しているのは、大宇宙の根本主体であり、大宇宙の根本創造主である、大宇宙意識だけなのです。

 大宇宙意識が実在する絶対世界には、時間というものは存在していませんので、そこにおいては、大宇宙の全てが元々存在しており、大宇宙は元々が完成された、完全な世界なのです。

 ただ、大宇宙に生かされている存在にしか過ぎない私たちは、大宇宙のある「時間軸と空間軸」を体験しているだけなので、既に100パーセント確定している未来から時間が流れて来て、そこに至る為のプロセスが順番に創り出されているだけだということが、なかなか分からないだけなのです。

『未来からやって来る時間(時間の流れは未来→現在→過去)』『原因があって結果があると言うより、原因は結果によって選ばれている』の過去記事も、是非ご参照下さい。


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