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意識を創る旅の連続――ある意識は次なる意識を創り、その意識はまたさらなる意識を創っていく

  • 2015年6月23日 18:27
  • Posted by Yamatofuji

 生きるとは、瞬間瞬間の意識を創る旅の連続だとも言えます。
 ある意識は次なる意識を創り、その意識はまた、さらなる次の意識を創っていきます。

 私たちが生きるとは、ある意味においては、瞬間瞬間の意識を創る旅の連続だと言えるかも知れません。

 そして、ある意識に到達して始めて、次なる意識が現れて来るのです。

 徒歩や車や電車、あるいは飛行機などで、何処かへ旅をするのと同じで、その場所に到達して始めて、そこの景色・風景が見えて来るのです。
 あるいは、山登りをするのも同じですが、ある場所まで登って来て初めて、そこから眼下に広がる風景・景色が見えて来ます。

 その場所に到達するまでは、そこから展開する風景・景色・パノラマは見えて来ません。

 旅行や山登りなど、現実での旅だけではなく、意識を創る旅においても、同じことが言えます。
 ある意識に到達して初めて、そこから展開するさらなる次の意識が見えて来るのです。

 多くの人たちは、自分が幸福・幸運だと願っている希望が実現したら、どんなに幸せだろうかと夢見る一方で、自分が不幸・不運と恐れている事態が起きたら、どんなに苦しいだろうかと恐れたりします。

 しかし、実際には、幸福・幸運と夢見る出来事や、あるいは逆に不幸・不運と恐れる出来事なども、それらが実際起きた時、自分がどのように感じるのかは、実際にその時になってみなければ分からないのです。

 それらの出来事を実際に体験した時初めて、その時点での意識が現れて来るのです。

 極端な例を挙げると、ノーベル賞受賞という、一生の悲願を実現したことで、かえって猛烈な虚無感に襲われて、死にたくなる人もいるようです。
 また、それとは逆に、阪神大震災で家や仕事など全てを失った人が、何もかも綺麗さっぱり無くなってしまったことで、かえって清々したと語っておられた方もあるようです。

 これらは、あくまでも、極端な例ですが、ある出来事が起きた時に、自分が実際どのように感じるのかは、その時になってみなければ分かりません。

 ある意識に到達した時初めて、次なる意識が現れてくるのです。

 そして、どちらにしろ、全ては自分にとって最善の出来事が起きています。
 全ての出来事は、魂の進化にとって最善の出来事であり、高い目的に叶ったものなのです。

 何故なら、自分の人生の主体者・創造者は、大宇宙意識の分霊(わけみたま)であり、本源の我、真我である、我が魂だからです。

 自分の人生の全ては、真我である魂が、魂のさらなる輝きを求めて、光り輝く魂になることを夢見て、魂の進化の為に「想像=創造(そうぞう)」したものなので、自分自身にとって、決して悪いようにはなっていないのです。

 自分の人生の全ては、大宇宙意識の分霊(わけみたま)であり、本源の我、真我である魂が、豊かなる心の位置で現れてくる、豊かなる世界を体験して味わう為に「想像=創造(そうぞう)」したものなのです。

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