竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

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クリスマス、イエス・キリストの再臨と至福千年王国

  • 2010年12月25日 18:00
  • Posted by Yamatofuji

本日12月25日は、クリスマスです。
全世界に20億人以上いるとされているキリスト教徒達は、イエス・キリストの生誕を熱心に祝い、特にキリスト教徒という訳ではない日本人の多くの人達も、クリスマスパーティーを盛大に祝っている事と思います。

イエス・キリストは、人々を導く為に天から遣わされた、人類の偉大なメッセンジャーなので、キリスト教徒であるなしに関わらず、その生誕を祝う事は、喜ばしい事だと思います。
そして、キリストだけではなく、仏陀やマホメットなど偉大な聖人と言われている人達も、やはり、天から遣わされたメッセンジャーなので、その宗教を信じている・いないに関わらず、人類の偉大な先人として、尊敬と感謝の想いを持つ事は良い事だと思います。

ただ、ここで大切なのは、彼らだけが特別な存在なのではなく、私達一人一人の人間の中にも、キリストや仏陀と同じ聖なる光が内在している事を想い出す事が必要になります。
神道的に言えば、神性、仏教的に言えば、仏性、キリスト教的に言えば、キリスト意識とでも呼ぶべき、聖なる光が、私達人間一人一人の中には、内在しています。

そういう意味においては、私達一人一人は、人類の偉大な聖人達と同等の潜在能力を秘めているので、その事を決して忘れないようにする事が大切になります。

人間が本来潜在的に持っている可能性に気付いてもらう為、想いだしてもらう為に、天から遣わされたメッセンジャーが、キリストや仏陀などの聖人達なので、彼らだけを特別な人間とみなし、自分は価値の無い小さな存在だとみなすのは、彼らを遣わされた天の御心からは、ずれているという事になります。
そして、メッセンジャーであるキリストや仏陀自身の意図するところからも、ずれているという事になりますので、決して彼らメッセンジャーを、人類の唯一の救い主のように崇め、すがり、依存したりしないように、意識していく事が大切になります。

今までの人類は、まだ成長途上で半人前だった為、自分の外に神を見るという、宗教という松葉杖が必要でしたが、そろそろ成長して一人前の大人になろうとしている時期なので、これからは、外にではなく、自分の中に神を見る時代に入っていきます。
私達人間一人一人の中に内在する、神性、仏性、キリスト意識と呼ばれるような、聖なる光を想い出し、蘇らせ、顕現していく時代を迎えようとしています。

キリストや仏陀などの聖者、あるいは、天の神や仏に救ってもらおうと依存するのではなく、自分自らが自分自身を救う時を迎えようとしています。
自分自身こそが、自分自身の救い主なので、徒に聖者や神仏にすがろうとせず、自分の中にある神性、愛(女性原理)と力(男性原理)を想い出し、蘇らせ、それを顕現して、自分自らが光を放つ存在になる時代を迎えようとしています。

多くのキリスト教徒達は、終末の日に、イエス・キリストが再臨して最後の審判を行い、神の国を確立すると考えているかも知れません。
いつか機会があれば、はっきりと書いてみたいと思いますが、確かに、イエス・キリストの再臨というものは、この21世紀に行われる事になっています。

しかし、人類を救う為にキリストが再臨して来るのではなく、私達人類が自らを救い、至福千年王国とでも呼べる新たな黄金文明を実現させる準備が出来た時、イエス・キリストは再臨して、私達人類の前に姿を現す事になります。

キリストが再臨して人類を救うのではなく、私達人類が、私達の中に内在するキリスト意識を顕現して新たな誕生を迎えた時に初めて、キリストは再臨して、人類の前に再び姿を現す事になります。
2000年前にキリストを地上へと遣わされた、「天にまします父」によって、キリストは再び地上に遣わされ、再臨する事になります。

もし仮に、私達人類が、人間が持つ潜在能力を発揮して、私達自身を救おうと自発的に行動しなければ、私達人類は、自己破滅の道を辿る事になってしまいます。
まさに、「天は自ら助くる者を助く」ので、自ら助けようとしない場合、このままでは人類は自己破滅に向うしかなくなります。

そして、私達人類が自らを救い、新たな人類として蘇った時、天は助けとしてキリストを再び地上に遣わし再臨させ、天と地との新たな友好関係が、そこから始まる事になります。

キリストが再臨した時、聖書に記述されている内容の真実が明らかにされるとともに、天界の奥義が伝授される事になるでしょう。
「あなたがたは、天国の奥義を知る事が許されている」(「マタイによる福音書」第13章11節)
天国の奥義とは、人類に幸福をもたらす様々な英知やテクノロジーなどの科学技術であり、私達人類は、天界との新たな協力関係のもと、文字通り、至福千年王国とでも呼ぶべき、新たな黄金文明を築き上げる事になるでしょう。
仏教的に言えば、弥勒世という事になります。

この21世紀に実現しようとしている、至福千年王国、弥勒世という、私達人類の明るく輝く未来に想いを馳せながら、クリスマスの今日、人類の偉大なるメッセンジャー、イエス・キリストの生誕をお祝いしてみるのも良いかも知れません。

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