竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

竜宮音秘(大和富士)ブログ|BLOG

大宇宙の森羅万象の全ては、一つの力学により動いている

  • 2010年10月23日 19:57
  • Posted by Yamatofuji

大宇宙の森羅万象の全ては、一つの力学により動いています。
大宇宙を貫く一つの力学があり、それが森羅万象の全てを動かしているということになります。

そして、その力学を司っているのは、もちろん、唯一にして絶対、至高の存在である、大宇宙の根本創造主ということになります。
究極的に言えば、この大宇宙には、根本創造主しか実在していないので、森羅万象の全てを司っているのは、根本創造主であり、根本創造主が司る一つの力学に基づいて、大宇宙の営みが運行されているのであり、大宇宙を貫く一つの普遍的な法則があると言うこともできるかも知れません。

森羅万象の全ては根本創造主が行っているので、私達人間を始め、大宇宙に存在する無数の存在達が行っている事は、本当は何も無い、というのが、真相になります。

私達人間も、心臓の鼓動一つ自分の力で動かしているわけではなく、生かされているのであり、大宇宙に生かされた上で、何かを考えたり行動したりしているわけです。
自分の力では一瞬たりとも存在すら出来ないのが真実なので、自分が考えたり行動したりしている背後には、必ず大宇宙の見えざる意図が働いているのであり、大宇宙の見えざる意図が万物を貫いているということになります。

意図(イト)と糸(イト)は、同じ言霊(ことだま)を持っています。
私達人間を始め万物は、根本創造主の見えざる意図(糸)で操られている存在であり、言わば、大宇宙の操り人形のようなものです。

そして、それは決して悲観的なことではありません。
神道的な表現を借りれば、神(大宇宙)の分霊(わけみたま)である私達の魂は、魂の進化の場として、大宇宙に無数にある中の一つの座標軸を自ら選んで、今この時空に存在しているのであり、無限の大宇宙の中の一つの役割を、自ら望んで演じさせていただいているのです。

このことが理解出来れば、自分という存在も、本当は居るわけではなく、大宇宙の無数の座標軸の中の一つの点であることが解ります。
自分という者も本当は居る訳ではなく、大宇宙の無数の座標軸の中の一つの点に過ぎないことが解れば、自分という存在を、認め、受け入れ、許せるようになると思います。

そして、自分自身が座標軸の一つの点に過ぎないことが理解出来れば、自分の周りの人達も全て、大宇宙の無数の座標軸の中の一つの点を演じて下さっているだけなのだと解り、その人達のことも、認め、受け入れ、許せるようになると思います。

また、自分が座標軸の中の一つの点を演じさせて頂いただけなのだと理解出来れば、過去について、徒に後悔する必要もなくなります。
全てが、根本創造主の意図(糸)による必然の中で動いていますので、自分の過去は、100%なるべくしてなったのであり、寸分の狂い、一点一画の違いもなく、起こるべき事が起こり、なるようにしてなったのであり、他に選択の余地があったなどと考え後悔したりするのは、自分の力で生きているという勘違い、錯覚にしか過ぎないということになります。
全ては、大宇宙の計画の中の一コマだったということになります。

同じことが自分の未来についても言えますので、徒に未来を心配しても意味がないとも言えます。
なるようにしかならない、という言い方も出来ますし、なるようになる、という言い方も出来ると思います。
自分がどんなに一生懸命生きてみたところで、所詮は、神(大宇宙)の手の中ということになります。
全ては、大宇宙の計画の中、ということです。

大宇宙の森羅万象の全てが、一つの力学により動いていることが感じられると、自分の中を吹き抜けていく、大宇宙の風のようなものを感じられるかも知れません。
そして、それが感じられる時、自分という者も、本当は居るわけではなく、大宇宙の中の座標軸の一つの点であることを想い出し、我を解放させることが出来ると思います。

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