竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

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湘南・南鎌倉の聖地(江の島神社、鎌倉大仏、長谷寺、御霊神社、成就院、虚空蔵堂、極楽寺、時宗総本山遊行寺等)を旅して来ました!

  • 2025年9月28日 14:38
  • Posted by Yamatofuji

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湘南江の島と南鎌倉の聖地を3日掛けて旅して来ました。


先日、川崎に所用があり、川崎で1泊することになったので、ちょうど良い機会だと考え、少し足を伸ばして鎌倉にも行くことにしました。


鎌倉の海岸沿いの素敵なホテルに3泊して、湘南江の島や南鎌倉の聖地を旅することにしました。


私は以前横浜に長く住んでいたので、鎌倉には折に触れて行っていたのですが、毎回行く場所は鶴岡八幡宮ばかりで、時間がある時には少し足を伸ばして、銭洗弁財天や佐助稲荷神社、源氏山公園などにも行っていたのですが、南鎌倉の神社・仏閣には全く参拝していませんでした。


江ノ電長谷駅周辺にある、有名な鎌倉大仏や長谷寺にも行ったことが無かったので、今回、長谷駅周辺の南鎌倉の神社・仏閣も1日掛けてじっくりと散策してみようと考えました。


そして、江の島神社にも十数年ぶりに参拝することにしました。


日本三大弁財天に数えられる江の島には数回参拝していたのですが、前回から既に十数年の歳月が経っていたので、今回また改めて、1日掛けて江の島をゆっくりと散策しながら、江の島神社にもきちんと参拝させていただくことにしました。


今回は、鶴岡八幡宮には参拝せず、今まで行っていなかった南鎌倉の神社・仏閣に行くことを優先させました。


来月10月にまた川崎に所用で行くので、それに合わせて鎌倉駅周辺のホテルに予約を入れて、鶴岡八幡宮を中心にして北鎌倉の聖地を巡礼したいと考えています。


鎌倉のホテルをチェックアウト後、藤沢も近かったので、藤沢にある時宗総本山遊行寺にも初めて参拝してきました。


今回旅した聖地は、下記の通りです。


☆ 9月23日 秋分の日
  江の島と江の島神社

☆ 9月24日 江ノ電長谷駅周辺の主な神社・仏閣
  鎌倉大仏・長谷寺・御霊神社・成就院・虚空蔵堂・極楽寺・光則寺・収玄寺

☆ 9月25日 
  藤沢にある時宗総本山遊行寺

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江の島神社は、広島の厳島神社、琵琶湖の竹生島神社と並んで、日本三大弁財天に数えられています。


江の島神社では、御祭神として宗像三女神が祀られています。


一番手前の辺津宮で田寸津比売(タギツヒメ)、中津宮で市寸島比売(イチキシマヒメ)、奥津宮で多起理比売(タギリヒメ)が祀られており、宗像三女神が祀られています。
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中津宮で祀られている市寸島比売(イチキシマヒメ)が、七福神の弁財天に当たります。


江の島神社では、辺津宮の隣に奉安殿があり、日本三大弁財天として有名な八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と裸弁財天・妙音弁財天が祀られています。PTDC2103.JPG


京都の下賀茂神社の鴨川を挟んだ向かい側に妙音堂があり、青龍妙音弁財天が祀られていますが、弁財天という神様は、琵琶を片手に妙なる音を奏でる女神になります。


これから、西暦2030年代半ばに訪れる、東洋の「日出づる神国」日本の天岩戸開きに向けて、神界の働きが活発化・本格化していくことになりますが、その先頭に立ってお働きになるのが弁財天になります!


弁財天が奏でる妙なる音の調べが出陣太鼓となって、神国日本の真の天岩戸開きに向かって、神界の神仕組みが進んでいくことになります。


今年令和7年(2025年)7月1日に、CD『三千世界一度に開く梅の花』(全10曲)とCD『「花咲く都・黄金文明」が日本から花開く』(全10曲)を2枚同時リリースしました!


CD『三千世界一度に開く梅の花』(全10曲)には、全10曲が神界の神計りに関する楽曲が収録されており、私・竜宮音秘が神界から与えられた役割として世に出させていただいた楽曲になりますので、私・竜宮音秘にしか作詞・作曲出来ない楽曲なのですが、CDアルバムのトップを飾る大事な1曲目には「竜宮城の玉手箱が今開かれる」という曲名が付けられています。


「竜宮城の玉手箱が今開かれる」という曲の中でも、弁財天の働きについて歌われていますので、ぜひ聴いてみていただければ幸いです。


CD『三千世界一度に開く梅の花』(全10曲)のご視聴は、こちらからどうぞ!


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奥津宮の隣には龍宮(ワダツミノミヤ)があり、御祭神として龍宮大神が祀られていますが、江の島という聖地は、竜宮城とも深くつながっています。

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また、江の島の一番奥には岩屋があり、江の島弁財天信仰の発祥の場所ともされていますが、岩屋は霊峰富士の龍穴とつながっているとも言われています。
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岩屋の前には入場待ちの多数の人々が列をなしていましたが、江の島神社に参拝される時には、必ず岩屋にも参拝されることをお勧め致します。


江の島神社と関係が深い龍口明神社が鎌倉市腰越にあり、私も以前参拝したことがありますが、少し離れているので、時間がある時は参拝されてみるのも良いかと思います。


私が江の島神社に参拝した9月23日は、ちょうど秋分の日の祝日であり、江の島神社では、秋季皇霊祭遥拝式が行われる日となっており、皇居にて行われる皇室の祖霊祭を遥拝する日と重なっていました。DSCF0187.JPGDSCF0182.JPG

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鎌倉大仏として名高い高徳院の御本尊は国宝銅造阿弥陀如来坐像になります。


思いがけず今回、鎌倉大仏にも参拝する機会が出来て良かったと思います。


鎌倉大仏は、奈良の東大寺の大仏と共に日本三大大仏に数えられており、もう一つは諸説あるものの、富山県高岡市の高岡大仏とされていますので、私は今回、鎌倉大仏に初めて参拝させていただいて、取り敢えず日本三大大仏を網羅出来た形となりました。


この日は、とてもさわやかでうららかな秋晴れの好日であり、雄大な大仏様の姿を見て喜ぶ人々の姿もまた、とても微笑ましく清々しい感じがしました。


大仏周辺にある座石に腰かけてしばしのんびりとしていると、何とも言えず気持ちの良い時間が流れていました。DSCF0231.JPGDSCF0237.JPG

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鎌倉大仏から徒歩数分で、長谷駅のすぐ近くにある長谷寺に行くことが出来ます。


今回初めて長谷寺にも参拝させていただき、鎌倉大仏にも勝るとも劣らない素晴らしい聖地であると感じました。


往古より「長谷観音」の名で親しまれる長谷寺の御本尊は十一面観世音菩薩像であり、木彫仏としては日本最大級(高さ9.18m)の尊像とのことであり、とても見事な御本尊だと感じました。DSCF0247.JPG


十一面観世音菩薩は、日本三霊山の白山の守護神である白山菊理媛(ハクサンククリヒメ)の本地仏とされていますので、私にとって十一面観世音菩薩は、とても想い入れの深い仏様になります。


御本尊横にある観音ミュージアムにも入り、十一面観世音菩薩への想いを更に深めてきました。


長谷寺の境内は思った以上に広大であり、弁天堂・弁天窟や大黒堂、地蔵堂などに加えて、眺望散策路からは、高台から鎌倉の海が一望出来て、素晴らしい聖地だと感じました。DSCF0255.JPGDSCF0254.JPGDSCF0256.JPGDSCF0257.JPG


天気の良い好日には、半日ぐらいのんびりとしていたいような素晴らしさがあると思います。DSCF0249.JPG

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長谷寺から徒歩数分の場所に御霊神社があり、平安時代の武士である鎌倉権五郎景正が御祭神として祀られています。


御霊神社の見どころの一つは、参道を横切って江ノ電が走っていることであり、参道に踏切があるという珍しさが見どころの一つのようです。


アジサイの季節には、アジサイの花の中を走る江ノ電を撮影しようと、多くの鉄道ファンが御霊神社に集まるとのことです。

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御霊神社から徒歩数分、鎌倉切通を上っていく先に、成就院があります。


成就院の御本尊は不動明王であり、弘法大師ゆかりの地に建立されているとのことです。

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成就院のすぐ近くの向かい側にあたる場所に、境外仏として虚空蔵菩薩を祀る虚空蔵堂があります。


アカシックレコードという言葉・概念があり、宇宙の全ての事象や情報、記憶が記録されている、宇宙の「図書館」や「データベース」とされています。


サンスクリット語の「アカシャ」に由来するアカシックレコードのことを、仏教では虚空蔵菩薩として表現しています。


アカシックレコードとは、実際には、地球の全生命の創造者エロヒムの惑星にあるスーパーコンピューターのことなのです!


地球の全生命の創造者エロヒムの惑星にあるスーパーコンピューターには、地球上のありとあらゆる全てのことが記録され、保存されています。


私たち人間一人ひとりのことも、誕生から死に至るまでの全ての行動・思考・感情が記録されています!


自分自身が生前に何を行ったかという行動だけではなく、何を考え、どう感じたかということまでも含めて、誕生から死に至るまでの全ての行動・思考・感情が記録されて保存されています。


このことが分かれば、自分が瞬間瞬間に行う一挙手一投足の行動は元より、何を考え、どのような感情を抱くのかということまでも含めて、全ての思考・感情・行動をあだや疎かには出来ないということが分かります。


地球の全生命の創造者エロヒムは、地球に関しては全知全能であり、私たち人間一人ひとりのことも全て見抜き見通しだということを忘れないことが大切になります!DSCF0265.JPG

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成就院と虚空蔵堂から徒歩数分で江ノ電極楽寺駅があり、すぐ目の前に極楽寺があります。


極楽寺は、鎌倉唯一の真言律宗の寺院とされており、開山は忍性。


極楽寺は、貧しい人々を助けた慈悲の寺として知られているとのことです。


鎌倉の海岸沿いにあるホテルから、全て徒歩で半日位かけて、長谷駅周辺の南鎌倉の主な神社・仏閣、鎌倉大仏・長谷寺・御霊神社・成就院・虚空蔵堂・極楽寺・光則寺・収玄寺を参拝することが出来ました。


前日の秋分の日の江の島神社参拝に続き、とても素晴らしい秋の一日を過ごすことが出来ました。

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鎌倉のホテルをチェックアウトしてから、藤沢に寄り、時宗総本山遊行寺にも初めて参拝して来ました。


時宗総本山遊行寺は、正式名称が藤澤山無量光院清浄光寺と言い、「遊行寺」の名で親しまれています。


時宗総本山遊行寺の御本尊は阿弥陀如来像であり、一遍上人が開祖となる時宗の総本山となっています。DSCF0272.JPG


一遍上人は、踊りながら南無阿弥陀仏(念仏)を唱える「踊り念仏」を行ったことで知られていますが、わずか20年程の遊行(修行や説法のため諸国を巡り歩くこと)で、100万人以上の信者を獲得したとされており、このことは注目に値するかと思います。


一遍上人が活躍された時代は、今から700年以上前の時代であり、日本全体の人口も今よりは遥かに少なかった時代であり、インターネットはおろか、テレビやラジオすら無かった時代に、わずか20年程で100万人以上の信者を獲得したというのは、驚くべきことのようにも感じられます。


その理由の一つは、「踊り念仏」だと考えられますが、一遍上人が人々の健康にも良いことをされ、病気を改善することにも功績があったことも一因にあるのかも知れません。


一遍上人が行った病気直しの手法の一つが温泉療法であり、もう一つが尿療法だと考えられます。


大分県の別府八湯は、日本一の湧出量を誇る温泉地になります。


その中でも、最も多く湯けむりが集中するのが鉄輪温泉(かんなわおんせん)であり、私も以前行ったことがあります。


鉄輪温泉を温泉地として開いたのが一遍上人だとされています。


鉄輪温泉は、今でこそ有名な温泉地・観光地ですが、700年以上前は、火山活動で熱湯や熱泥が噴き出す恐ろしい地獄だったようです。


この荒れた地獄を開発して、温泉治療が出来る蒸し場という施設を作ったのが一遍上人であり、今でも鉄輪地域では、一遍上人に感謝して湯あみ祭りが行われています。


一遍上人が活躍された時代は、今から700年以上前の時代であり、日本全体の人口も今よりは遥かに少なかった時代であり、インターネットはおろか、テレビやラジオすら無かった時代に、わずか20年程で100万人以上の信者を獲得したというのには、何かの理由や秘密があったのかも知れません。


今回、藤沢にある時宗総本山遊行寺にも初めて参拝することが出来、改めて一遍上人のことも感じる機会が得られて良かったと思います。


また、遊行寺の境内奥には宇賀神社があり、琵琶を奏でる弁財天の像と、その隣にお金を洗い清める銭洗いの湧き水がありますので、銭洗弁財天ともなっています。DSCF0276.JPGDSCF0283.JPGPTDC2162.JPG


鎌倉の有名な銭洗弁財天にも通じるものがあると思います。


来月10月にはまた所用で川崎に行きますので、それと併せた形で日程を組んで、今度は鶴岡八幡宮を中心に、銭洗弁財天も含めた北鎌倉の聖地を訪れたいと考えています。
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鳥取県三朝温泉で高濃度ラドン温浴を楽しみながら、白兎神社・白兎海岸、鳥取砂丘、三徳山三佛寺「投入堂」、足立美術館などにも行って来ました!

  • 2025年9月11日 13:00
  • Posted by Yamatofuji

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8月31日から9月6日までの1週間、6泊7日で鳥取県三朝温泉に行って来ました。


三朝温泉は、世界一とも言われる高濃度のラドン温泉として知られており、「三つ目の朝を迎えるころには病が消える」ことから三朝温泉と呼ばれることになったとも言われています。


ガン湯治のメッカとして知られる秋田県玉川温泉と、高濃度ラドン温泉として知られる鳥取県三朝温泉には、かねてから行ってみたいと思っていました。


秋田県玉川温泉は、交通の便が不便なイメージがあり、行くときにはおそらく車での長距離ドライブになるのではないかと思いますが、鳥取県三朝温泉は、距離的には遠いものの、新幹線と特急電車で夕方には宿に着けるので、まずは鳥取県三朝温泉に行くことにしました。


実は、ちょうど2年前の秋に、ふと思い立って三朝温泉に1週間程行こうかと考えていたところ、急用が入ったので、時期をずらすことにした経緯があります。


今年の7月に箱根に温泉旅行に行って、金時山にも登山したのですが、その後くらいから色々な気付きがあり、急遽、8月末からの鳥取県三朝温泉への温泉旅行を決めることにしました。


それまでは、8月下旬には大阪万博に行く予定であり、4泊5日で大阪万博を楽しんで来ようと考えていたのですが、よくよく考えてみれば、自分にとって今回の大阪万博は、それほど重要なことではないと気付くことが出来ました。


そこで、8月下旬からの予定を変更して、鳥取県三朝温泉へ行くことにしました。


今年10月に予定していた台湾旅行と、11月に予定していた出雲大社の神在祭を中心とする出雲への御神業も、一旦白紙に戻すことにしました。

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三朝温泉は、世界有数の高濃度ラドン温泉として有名ですが、ラドンというのは、ラジウムが崩壊して気化することによって出来ます。


ラジウムは、100年余り前に、フランスのキュリー夫妻によって発見されましたが、ノーベル賞も受賞したキュリー夫人のモニュメントが三朝温泉にもあり、温泉街散策中に見ることが出来ました。


ラジウムといいラドンといい、天然の放射能を微量浴びることは体に良いようです。


山梨県に増冨ラジウム温泉があり、私も以前行ったことがありますが、武田信玄の隠し湯だったとも言われています。


増冨ラジウム温泉は鉱泉であり、30数度しかないかなり冷たい鉱泉でしたが、三朝温泉は、高温の温泉に高濃度のラドンが含まれているということで、世界的にもかなり珍しい高濃度ラドン温泉のようです。

ラジウムが気化し、空気中に散ったラドンを吸ったりして体内に取り込むことで、細胞が刺激されて新陳代謝が活発になります。


それに伴い抗酸化作用が高まり、老化や生活習慣病の予防に役立つと言われており、これを「ホルミシス効果」と言います。


今回初めて、世界一とも言われる三朝温泉の高濃度ラドン温浴を1週間体験してみて、三朝温泉が持つ素晴らしい「ホルミシス効果」を実感出来た感じが致します!

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今回の三朝温泉の旅では、1週間のんびりと高濃度ラドン温浴に集中するつもりだったので、何処にも出かけないつもりだったのですが、せっかく遥々と鳥取県まで行くので、三朝温泉を足場にして行ってみたい所にも行くことにしました。


そこで、レンタカーを借りて白兎神社・白兎海岸や鳥取砂丘まで行ってみたり、プロの山岳ガイドを雇って、「日本一危険な国宝鑑賞」と呼ばれる三徳山三佛寺「投入堂」にも登拝し、お隣島根県の足立美術館にも行って来ました。


今回の三朝温泉への旅は、以下の日程で行いました。


☆1日目 JR倉吉駅へ行き、ホテルの送迎バスにて三朝温泉へ。
     斉木別館に6泊

☆2日目 倉吉駅でレンタカー。
     白兎神社と白兎海岸。その後、鳥取砂丘へ。

☆3日目 三徳山三佛寺と国宝「投入堂」に登拝。

☆4日目 足立美術館

☆5日目 ラドン温浴と温泉街を散策して、三朝神社にも参拝。

☆6日目 ラドン温浴と温泉街散策

☆7日目 倉吉駅から特急「スーパーはくと号」に乗り、帰宅。

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2日目は、倉吉駅で朝レンタカーを借りて、海岸方面の行ってみたい場所2カ所に行って来ました。


1カ所目は、白兎神社と白兎海岸です。

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『古事記』の「因幡の白うさぎ」の神話の舞台とも言われており、白兎神社では白兎神が祀られています。


白兎神社目の前には白兎海岸が広がっており、少し先には「淤岐(おき)の島」が見えており、「因幡の白うさぎ」の神話の舞台とされています。
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出雲大社の御祭神である大国主大神(大黒様)は、全国の八百万神々を統率する偉大な大神ですが、大国主大神が『古事記』の中で一番最初に登場するのは、「因幡の白うさぎ」の場面であり、この時は、大穴牟遅神(オオナムジノカミ)として登場します。


大穴牟遅神(オオナムジノカミ)というのは、大国主大神の奇魂(くしみたま)の御神名であり、この時は、「小さな神」として登場します。


八十神である兄神たちにズダ袋を背負わされた「小さな神」として登場します。


最初に「小さな神」として登場した大穴牟遅神(オオナムジノカミ)は、その後、八十神である兄神たちに勝って八上比売(ヤガミヒメ)と結ばれたり、八千矛神(ヤチホコノカミ)という御神名になったりして、最終的に大国主大神となります。


大国主大神という御神名は、出雲を治めていた須佐之男大神の娘である須世理毘売(スセリビメ)の助けによって、須佐之男大神からの数々の試練を乗り越えた時に、須佐之男大神から贈られた御神名なのです!


「これからは貴様が大国主神となって、私の娘・須世理毘売(スセリビメ)を正妻とし、空高く千木をそびやかした宮殿に住め」と言われて、大国主大神となったのです。


全国の八百万神々を統率する偉大な大神である大国主大神は、いきなり偉大な大国主大神となったのではなく、最初は奇魂である大穴牟遅神(オオナムジノカミ)という「小さな神」として登場し、様々な困難・試練を克服した後に、大国主大神という偉大な大神として誕生したのだということは、とても大切なことになります!


『古事記』の神話で、最初の「天地の初め」から「神武天皇誕生」までの、いわゆる神話のストーリーというのは、史実ということではなく、人が神として出産するまでの内的なストーリーが、様々な登場人物や場面設定を使って象徴的に描かれています。
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白兎神社・白兎海岸の後は、鳥取砂丘に行きました。


「砂の美術館」の近くに「多鯰ヶ池(たねがいけ)」があり、多鯰ヶ池弁財天(お種弁天)が祀られていますので、まずは弁財天にご挨拶をしました。
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その後、「砂の美術館」にも行ってみました。


「砂の美術館」では毎年テーマが変わり、それに合わせて展示品が創作されているとのことであり、今年は日本がテーマになっていました。
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古代の神話の世界から、幕末の頃までの日本の象徴的な世界が、砂によって美術品として表現されており、なかなか見応えがあったと思います。


その後で、実際に鳥取砂丘に行って少し散策してみました。


鳥取砂丘には、生涯で一度は行ってみようと考えていたので、今回念願が叶って良かったと思います。
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翌日は、三徳山三佛寺に参拝し、奥の院である国宝「投入堂」にも登拝してきました。


三徳山三佛寺は、標高899.9メートルの三徳山にある天台宗の古刹になります。


奥の院「投入堂」は国宝になりますが、「日本一危ない国宝」と言われており、「投入堂」鑑賞は、「日本一危険な国宝鑑賞」とも呼ばれています。


三徳山三佛寺から奥の院「投入堂」に行くのには、往復2時間半程かかりますが、修験道の険しい道であり、道を踏み外したりして毎年のように死者が出たりする為、1人では「投入堂」に行くことが許可されておらず、必ず2人以上での登山が必要になります。


三徳山三佛寺の入山案内所で服装などのチェックを受け、入山料を払い、入山記録に名前等を記入した上で、2人以上での登拝が認められます。


三徳山は日本で唯一、入山が認められていない修験道の聖地とのことであり、仮の修行僧という形で登拝させていただくことになります。


案内所で入山料をお支払いした時に、「六根清浄」と書かれた袈裟をお借りして、肩から「六根清浄」と書かれた袈裟を掛けて、奥の院「投入堂」を目指します。


1人では奥の院「投入堂」に行けないとのことなので、私は事前に三徳山三佛寺の御紹介で、プロの山岳ガイドの方にガイドをお願いしており、ガイドの方と2人という形で奥の院「投入堂」に行くことが出来ました。

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奥の院「投入堂」まで行く途中には、鎖場などの難所が何カ所かある為、100人中数人の方は途中であきらめて下山されるとのことでした。


今回初めてプロの山岳ガイドの方に案内をお願いする体験をしましたが、道中の木々や草花のことを色々教えていただいたりしながら、楽しい登山が出来ました。
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山岳ガイドの方にゆっくり案内していただきながら、ちょうど3時間位で奥の院「投入堂」に行ってくることが出来ました。


奥の院「投入堂」は、役行者(役小角)が法力で投げ入れたとされており、建立方法については、今もなお謎のままとされています。
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奥の院「投入堂」で祀られているのは、金剛蔵王大権現です。


蔵王権現が祀られている有名な聖地としては、奈良県吉野にある金峯山寺蔵王堂があります。


金峯山寺の御本尊である金剛蔵王大権現は、顔や体が強烈な青色であり、観る者の心にとても力強い強烈な印象を与えると思います。


蔵王権現は、インドのヒンズー教で言えばシバ神ということになります。


今回、事前に三徳山三佛寺のご紹介で、プロの山岳ガイドを予約出来たので、「日本一危ない国宝」である奥の院「投入堂」に行くことが出来、「日本一危険な国宝鑑賞」を体験することが出来て、本当に良かったと思います。


私にとって、とても貴重な得難い体験となりました。
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三徳山三佛寺の奥の院「投入堂」に登拝して、「日本一危険な国宝鑑賞」を体験した翌日は、足立美術館に行きました。


三朝温泉のある鳥取県倉吉市のお隣の島根県安来市に足立美術館がありますが、倉吉駅から特急電車で1時間弱で安来駅まで行くことが出来、そこからシャトルバスで足立美術館への往復が出来ますので、三朝温泉からの日帰り旅行で足立美術館も鑑賞してくることが出来ました。


足立美術館は、20年以上に亘って、庭園日本一に認定されており、とても美しい日本庭園が有名ですので、一度は行ってみたいと考えていました。
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写真などで良く知られている素晴らしい日本庭園もなかなか見事でしたし、魯山人館があって北大路魯山人の作品がたくさん展示されているのも良かったと思います。


私は今年3月に石川県山代温泉の星野リゾート「界 加賀」に宿泊した時、宿のすぐ近くに魯山人寓居跡があったので、そちらにも入館してきました。


雁屋哲原作の漫画「美味しんぼ」に登場する陶芸家・美食家の海原雄山のモデルが北大路魯山人であることは良く知られているかと思います。


私は若い頃に北大路魯山人に少し傾倒して、魯山人の焼き物や美術品に興味を持ったり、魯山人が書いた美食に関する本を読んで料理を楽しんだりしていた時期があったので、今年、山代温泉の魯山人寓居跡と、足立美術館の魯山人館で、北大路魯山人の作品などに触れる機会が出来たことも、良かったと感じています。

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足立美術館に行った翌日からの2日間は、ずっと三朝温泉に居て、ラドン温浴や岩盤浴などでリフレッシュしながら、温泉街の散策なども行って、地元の三朝神社にも参拝してきました。

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三朝神社の手水鉢には温かい温泉が流れてきていましたので、温泉情緒が更に増したようなうれしさがありました。


今回、三朝温泉に1週間滞在して、ラドン温浴をしてリフレッシュしながら、色々な体験も出来てとても良かったと思います。


1週間滞在した三朝温泉斉木別館では、6連泊ということで配慮していただいたようで、最上階の3部屋もある特別室にグレードアップされていました。


広々とした和室2部屋と洋室も1室あり、3部屋もある最上階の特別室に滞在しながら、三朝温泉のラドン温浴を中心とした鳥取・島根の旅を堪能することが出来ました。


三朝温泉のラドン温浴による「ホルミシス効果」がかなり高いと感じていますので、来年からは毎年三朝温泉に1週間程滞在して、ラドン温浴でリフレッシュしながら、新曲の作詞・作曲をしたいと考えています。

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