竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

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金鯱(きんのしゃちほこ)ー尾張(終わり)の仕組み

  • 2010年10月16日 20:05
  • Posted by Yamatofuji

「尾張名古屋は城で持つ」という言葉があります。
そして、名古屋城の天守閣に聳えているのが、ご存知の「金鯱(きんのしゃちほこ)」です。
名古屋城の天守閣に聳える「金鯱」は、人が神として出産した完成された魂、言わば黄金の御魂を象徴しています。

「尾張(終わり)の仕組み」という神界の仕組みがあり、釣り針で「黄金の鯛」を引っ掛ける事を意味します。
「黄金の鯛」とは御魂、黄金の色をした坤(ひつじさる)の金神の事を表すようです。

以前、恵比寿の働きについて書いた事があり、恵比寿様が釣竿と赤い大きな鯛を抱えておられる本当の意味は、御魂(赤い大きな鯛)を釣り上げる神界の働きを表していると書いた事があります。
恵比寿様が抱えておられる赤い大きな鯛、すなわち、神に釣り上げられた御魂、完成した御魂と同じ意味を表すのが、名古屋城の天守閣に聳える「金鯱」と考えればよいと思います。

「尾張(終わり)の仕組み」というものがあり、「金鯱」が名古屋城にあるという事については、熱田神宮の存在と、そこに祀られている、「三種の神器」の一つである「草薙の剣」の持つ働きが、深く関係しているものと思われます。

「草薙の剣」が象徴しているのは、玉(神の本体)を出す為の働きであり、「八俣の大蛇(ヤマタノオロチ)」に象徴されている、自己の内面奥深くに眠る否定的想念を退治した時に出て来るのが「草薙の剣」であり、「草薙の剣」は神の証とも呼べるものです。
「草薙の剣」は、須佐ノ男命(スサノオノミコト)から天照大御神(アマテラスオオミカミ)に献上されたと「古事記」に書かれているのには、とても深い意味が隠されていると思います。

「草薙の剣」については、また別の機会に詳しく書きたいと思います。

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