竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

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心を創り、心を失い、思いを創り、思いを失う

  • 2013年5月15日 17:46
  • Posted by Yamatofuji

拙書『魂の夢、光り輝く魂』より
★心を創り、心を失い、思いを創り、思いを失う

私達は、魂の進化と呼ばれる、意識の旅をしています。
そして、その旅とは、心を創り、心を失い、思いを創り、思いを失う、という旅であり、心の純化、意識の福化の旅であると言えます。

人は、とかく、夢の実現や、理想の人生という事にフォーカスし過ぎる傾向がありますが、魂の進化の旅においては、そこには答えはありません。

天の仕組みとして、創った心は失われ、創った思いも失われるという仕組みになっています。
何故なら、そうやって、心は進化していくからです。

人はともすれば、何かが手に入れば本当に幸福になれる、とか、あれさえ実現できたら、真の幸福が手に入ると考えたりします。
ところが、仮にそれらの事柄が実現したとしても、真の幸福を得られる訳ではありません。
また心は満たされなくなり、次の夢や目標を探し始めます。

そして、これは際限が無い事なので、どんなに巨万の富を得ようとも、どんなに権勢を極めようとも、どんなに栄華を極めようとも、それによって真の幸福が得られる訳ではない事を、最終的には、天に思い知らされる事になります。

心を無地透明にして、ピュアな心、生きているうれしさをやさしく感じられる心、豊かな心、全てを喜びと感じられる心、いずこにもとらわれない全天候型の心、言わば、タイタン(巨人)のような心を創る以外に、永遠の幸福へと至る道は用意されていないからです。

ある特定の何かが手に入れば真の幸福が得られると思っていても、その思いは必ず、外される事になります。
これは、仕組みなのです。

何かが手に入ろうと入るまいと、例え自分がどんな状態にあろうとも、その状態を遊んで幸福を感じていられる心になるところに、答えがある訳なのです。

ですから、自分が創った心は必ず失われ、自分が創った思いも必ず失われる仕組みになっていますから、そうやって、旅のプロセスを楽しんで行く事が大切になります。

心と感じるままに、心を創り、心を失い、思いを創り、思いを失いながら、魂を進化させて行く旅が、私達の人生だと言えるかも知れません。

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拙書『魂の夢、光り輝く魂』より


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